top of page
  • gakusei8

9月18日に新都心国際ピアノコンクールの受賞者コンサートが開催されました!

こんにちは、広報の鈴木です。


18日に予定されていた一般社団法人新都心教育開発主催のピアノのコンサートを無事に開催することができました!

しかし新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から定員を大幅に減らし、時間を短縮して行うという形となってしまいました。

一刻も早くコロナが終息することを願うばかりです。


当日私はにじいろのメンバーとコンサートスタッフとして活動し、目が回るような1日を過ごしました。そして、スタッフの連携がとても大切であるということを知りました。何故なら、連携や引き継ぎがうまくできていないと認識のズレによるトラブルが起きてしまうからです。当日は特に大きなトラブルも起こらず、スタッフ全員での事前の打ち合わせや会場下見、スタッフ同士の連携など、スタッフ全員がとても協力的かつ積極的に準備してきた賜物だと思います。


スタッフの裏側の話はこの辺にして、コンサートの話に移らせていただきます。


出演者様の年齢層は幅広く、こども部門から大学生部門、一般部門がありました。

こども部門からスタートし、こども部門終了後、10分ほどの休憩の後、大学生・一般部門でした。舞台に向かわれる演奏者の皆さんはとてもキラキラと輝いていました。特にこども部門の出演者様は、楽屋では無邪気なこどもで、私が普段関わる子たちと変わらない様子でした。しかし舞台に上がるとキリッとした凛々しい顔立ちに変わり、さっきまではしゃいでいた子どもと同一人物だとは思えないような美しく丁寧で時々激しい音色を奏でていました。そのようなギャップに、衝撃が走りました。

年齢に関わらず、何かに対して真剣に向き合う人たちは皆同じ目をしているのです。親御さんと手を繋いで楽屋入りをするくらい小さなこどもたちもあんなに凛々しい顔をできるのかと、それだけ真剣に向き合っているのだと、心を打たれました。

私は、出演者の皆様の演奏を客席に座ってゆっくり聴くことはできませんでしたが、舞台の裏側で聴こえてくる美しい演奏をそっと聴いていました。


出演してくださった皆様、本当にありがとうございました。

そして、受賞おめでとうございます。


無事にコンサートを開催できたこと、会場設営・運営に携わってくださった皆様とご来場くださった皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございました。


余談ですが、実は私にもピアノを弾けるようになりたいと思っていた時期があります。

しかし、憧れるばかりで「自分がピアノを演奏するなんて出来るわけがない」と心のどこかで思っていて、両親にピアノをやりたいと言えませんでした。それに加えて「自分は身体が硬いから指が速く動かない」「手が小さいから1曲演奏するにはその音域の鍵盤が届かない」など色々な言い訳をしていました。そして、気付いたら諦めていました。


「あの時ちゃんと意思表示をしていたら。」「諦めずに挑戦しておけば。」と今になって思います。


過去の回想みたいになってしまいますが、想い出話をもうひとつ。

小学3年生の頃、音楽の授業でエーデルワイスを合唱する際の伴奏者の募集がありました。今までピアノを弾いたことがない私は、正直全くやる気が沸きませんでしたし、やるつもりもありませんでした。しかし、クラスメイトに一緒にオーディションを受けないかと誘われました。そのクラスメイトは、母親がピアノの先生でピアノが得意な子でした。伴奏者に選ばれるのは1人だけ。『その子と闘って、勝てるわけがない。』と思ったので断りましたが、その子は私がやるというまで何度もしつこく誘ってきたので渋々承諾しました。今は「伴奏者をやりたいのであればわざわざライバルとなるであろう私を誘わずに、その子が立候補すれば良かったのでは?」なんて思ってしまいますが、当時のその子にはその子なりの考えがあったのだろうと思います。ですが、当時の私は、何故か「やると言ったからには全力でやろう!」という気持ちになっていました。(笑)読めない楽譜を必死に1人で読んで必死に練習しました。

しかしオーディション当日、緊張のあまり頭が真っ白になって全く演奏できませんでした。当然オーディションは落選。当時の私自身も思っていた通り、私をオーディションに誘ってきたクラスメイトが選ばれていました。(笑)


ピアノを演奏するこどもたちをみて、そんな苦い出来事を思い出していました。


だからこそ思います。

やりたいことをみつけて「やりたい!」と意思表示ができるこどもたちは凄い!

こどもたちのやりたいことを応援してあげる親御さんも凄い!


私もコンサートスタッフとして、こどもたちの好きなことに触れることができました。

そして少しでもこどもたちの夢を応援できていれば嬉しいなと思います。


新都心国際ピアノコンクールサイト

https://eee.or.jp/nic/



閲覧数:122回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page